東武トラベルは、2月1日付で本社の組織改正を実施した。インターネット販売に専門的に取り組む「Web営業部」と東京スカイツリーに関連する事業を手掛ける「スカイツリー営業推進部」を新設し、両分野の販売に力を入れる。
組織改正は、厳しい経済環境や業界の急速な構造変化への対応力を強化するのが狙い。「営業力を最大限に発揮し、市場の将来性を見据えた事業展開を推進する」と鈴木道明社長。
ネット販売は、これまで各担当者レベルで対応してきた。商品造成から販売までの機能をWeb営業部にまとめ、ノウハウの集約、充実と総合的な戦略の構築を図る。
2012年春、東京都墨田区に開業予定の東京スカイツリー。同じ東武グループとしてスカイツリー営業推進部では、墨田地域の観光促進支援事業など、東京スカイツリーにかかわる旅行業以外の新たなビジネスモデルを構築していく。