火入れ式に女優・門脇麦さんら出席
東武鉄道は2日、SL大樹として運行を行う「C11形325号機」の運行開始に先立ち東武鉄道・南栗橋車両管区SL検修庫で「蒸気機関車火入れ式」を行った。SL大樹は2機体制となり、C11形325号機は今月26日から運行を始める。SLの通年運行を行う。
火入れ式には、同社の根津嘉澄社長やSL大樹プロモーションのイメージタレントを務める女優の門脇麦さんが出席。根津社長は「沿線地域の皆さまの協力で、SL大樹は日光・鬼怒川エリアの重要な観光資源に成長した」とあいさつ。今後の3機目のSLとなる「C11形123号機」については「復元作業を来冬の完了を目指して進め、3重連運転や、東北復興支援として福島会津方面への営業運転など施策を検討していきたい」と話した。
門脇さんは「今年は仕事を始めてから初めて、家族とゆっくりした時間を過ごせました」とSL大樹のテーマ「It’s SLOW time」と重なるエピソードを話した。
火入れする根津社長
火入れ式に出席した女優の門脇さん(右)