東武鉄道は栃木県栃木市と連携し、ＳＬ大樹を「ＳＬ大樹小江戸とちぎ」として栃木駅―下今市駅間を1月25日に、特別運行する。
栃木市は、江戸時代に京都から日光東照宮への奉幣使が毎年通る日光例幣使街道の宿場町であり、江戸へ通じる巴波（うずま）川の舟運の要所としても栄えた。今回、同じ日光例幣使街道の宿場町であった栃木宿から今市宿までをＳＬで結び、歴史ある「地域」と「鉄道」をつなぐ観光振興を促進する。
特別運行は午前11時30分に栃木駅を出発し、新鹿沼駅を経由して午後2時前に下今市駅に到着する。同日は、栃木駅で出発式を開催するほか、ＪＲ東日本高崎支社と連携し、ＪＲ両毛線栃木駅でもディーゼル機関車の特別運行を行う。
さらに、栃木駅、ＪＲ両毛線岩舟駅では、「ＳＬ×ＤＬとちぎ鉄道フェスティバル」も開催する。
