東武鉄道、東武トップツアーズと埼玉県小川町は3月17日、相互の強みや資源を生かした観光地域づくりを協力して推進していくことを目的に、「観光振興等を通じた連携協定」を締結した。
3者は、小川町の有機農業と地酒の訴求を軸としたオーガニックツーリズムの浸透を図るため、オーガニックツアー造成事業を連携して実施したほか、観光庁が推進する「第2のふるさとづくりプロジェクト」モデル実証事業で「第三の学びの場」をテーマとして、体験コンテンツ造成に向けたモニターツアーの実施や鉄道企画券の造成、販売に協働して取り組んできた。(1)交流人口と関係人口の創出(2)インバウンドの推進(3)歴史的建物資源や文化資源等の地域資源の有効活用(4)観光振興に関わる情報共有と情報発信(5)その他地域の活性化と地方創生の推進―の5項目を中心に、引き続き緊密に連携し、東武鉄道の沿線価値向上に向けた施策を実施していく方針だ。
締結式の様子。中央が小川町・島田康弘町長、左が東武鉄道執行役員待遇・本保芳明氏、右が東武トップツアーズ取締役執行役員・竜江義玄氏