愛媛県松山市は13日から6日間、東京・新宿駅の西口広場で「松山の物産と観光展」(観光経済新聞社、愛媛新聞社、南海放送など後援)を開いた。4回目。
13日の開展式には武智喜代徳参与、関谷勝嗣松山観光コンベンション協会会長、中山弘子新宿区長らが出席し、テープカットを行った=写真。
主催者を代表してあいさつした武智参与は「昨年に続き、いよいよ12月5日からNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』が始まる」と強調した上で「物産と観光展で松山の味、心意気、文化を伝え、多くの人に足を運んでいただきたい」と述べた。来賓の中山区長は「新宿と松山は文豪、夏目漱石の縁で強く結ばれている。新宿は世界第1位の乗降客数を誇り、1日350万人が利用する。これら多くの人に松山の魅力を発信してほしい」とエールを送った。
同展では、スペシャルドラマ「坂の上の雲」や、今春オープンした市内の「『坂の上の雲』のまち松山スペシャルドラマ館」などのパネルも展示し、松山の観光魅力をアピール。特産品や伝統工芸品の展示即売では約30業者が出展した。