とちぎDC日光地区対策協議会(根本芳彦会長)は3月27日、栃木県日光市の「日光千姫物語」で商品発表会を開いた。4~6月の栃木デスティネーションキャンペーン(DC)で行われる同地区の40超の特別企画を旅行業者らにPRした。
日光地区の「世界遺産」「湯元」「中禅寺」「足尾」の4エリアがそれぞれの企画を紹介した。世界遺産エリアは慈雲寺の御開帳と「化け地蔵」のライトアップ、湯元エリアは3施設の湯めぐり手形発行と星空観察会の開催。
中禅寺エリアは24店舗のマス料理を食べ歩くスタンプラリー、足尾エリアはわたらせ渓谷鉄道の廃線跡を歩くツアーなどが目玉となっている。
宿泊施設では、輪王寺のスタンプを押し、携帯すると同寺の伝統行事「強飯式」の参加者同様のご利益が得られるというしゃもじ型の木製ストラップを大手旅行会社のプラン参加者にプレゼント。日光市女将の会は特製グッズ(メモ帳)を作成するなどDCに向けてもてなしを充実させている。
協議会の根本会長は「昨年は(東照宮)陽明門が修復を終え、4年ぶりに公開。日光地区は大いに盛り上がった。そして今年はDC。われわれは誘客に全力を尽くす。旅行会社の皆さまには1人でも多くの送客をお願いしたい」と述べた。