三重県の桑名市博物館では、展覧会「東海のポスター創世記」を6月28日まで開催している。
神内 生一郎 (1895~1977) は、大正末期より東海企業の商品宣伝ポスターや学習ノートの表紙など多岐に渡るデザインを手掛け、当時、図案制作を生業とする人がほとんどいなかった東海エリアにおいて、広告デザイナーの草分け的存在として活躍しました。また、東海美術協会会員の洋画家として、油彩画や各地へ旅行した際のスケッチなども数多く残しています。デザイナーと洋画家という2つの顔も持つ神内 生一郎が手掛けたポスターは、効果的なデザイン技法を用いて広告対象を引き立たせながらも、決して押し付けることのない優美さや親しみ深さを感じることができます。
絵画や、レトロな雰囲気漂うポスターなどの作品を通し、東海エリアのグラフィックデザインの礎を築き上げた神内 生一郎の魅力を是非お楽しみください。
絵画や、レトロな雰囲気漂うポスターなどの作品を通し、東海エリアのグラフィックデザインの礎を築き上げた神内 生一郎の魅力を是非お楽しみください。
【展覧会 開催概要】
開催期間: 令和2年6月2日(火)〜 6月28日(日)
開催場所: 桑名市博物館 (住所/三重県桑名市京町37番地1 TEL/0594-21-3171)
休館日: 毎週月曜日
開館時間: 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入館料: 高校生以上150円、中学生以下無料
伊勢国の玄関口、東海道五十三次の42番目の宿場町として知られ、歴史好きが注目するまち、桑名市。三重県桑名市東京PR事務局を運営する㈱ポニーキャニオンは、「魅力みつけびと」やメディアを通し、桑名市のさまざまな魅力を発信しています。現在、歴史的建造物に加え、昭和レトロを感じさせる地域資源は、昭和文化に新鮮さを感じる若い世代を中心に流行の兆しを見せています。㈱ポニーキャニオンでは、世代を超えて愛される市内の地域資源にも注目し、発信していきます。