大分県宇佐市はこのほど、横綱白鵬を「市観光交流特別大使」に委嘱した。同市は白鵬の知名度を生かし、市の魅力をPRしてもらうことで、観光客が増えることを期待している。
白鵬は、地元出身で「昭和の大横綱」と言われた双葉山を尊敬していることを公言。双葉山の生誕地に整備された観光交流施設「双葉の里」などをたびたび訪れていることから、同市の知名度が向上し、観光客増加につながっている。
今回は「日本・モンゴル外交関係樹立40周年記念行事」と双葉山生誕100年記念の巡業「大相撲宇佐場所」のため同市を訪れた。記念式典で是永修治市長が白鵬に特別大使の委嘱状を手渡した。
白鵬は同市のほか、徳島県や北海道滝川市、宮城県大崎市、鹿児島県霧島市でも「観光大使」を務めている。