武雄市観光協会は23日、「西九州新幹線」の始発駅「武雄温泉駅」に2つの新施設「武雄 旅 書店」「武雄温泉駅観光案内所」を開設した。
9月23日(金)の「西九州新幹線(武雄温泉駅~長崎間)」開業に伴い、「知らない魅力に出会う場所」を共通コンセプトに、「武雄 旅 書店」はJR武雄温泉駅に新設、「武雄温泉駅観光案内所」は従来の在来線駅舎内の「武雄市観光案内所」をリニューアルし、開業いたします。
「武雄 旅 書店」は、”旅“に関連する書籍を中心に取り揃えた「BOOK & CAFE/BAR」スタイルの書店です。西九州の旅のスタート地点となる武雄温泉駅にて、旅に関する本をはじめ、西九州各地の地域性や文化にまつわる本、旅のお供になる小説など、約1,000冊を展開いたします。
また、カフェでは「武雄 旅 書店」オリジナルブレンドのコーヒーや、佐賀県の特産品である嬉野茶と武雄市特産のレモングラスを使った「レモン緑茶」、地酒・地ビールなどを、武雄焼や有田焼の器でお楽しみいただけるほか、武雄市内で人気のパン屋のバゲット、手作りハム専門店の生ハムを使ったサンドイッチ、アフォガートといったスイーツをお召し上がりいただけます。
さらに、「武雄 旅 書店」では、武雄や佐賀、西九州でしか購入できない商品を多数展開いたします。有田焼の茶碗を模した「ちゃわん最中」や、佐賀県有田町泉山磁石場から実際に採石した石を型取った箸置&カトラリーレスト「TOUSEKI」、長崎県東彼杵町の「そのぎ茶」と濃厚なバターで作った甘いバタークリーム「ちわたや茶バター」など、“西九州のセレクトショップ”として、各地の魅力が詰まった商品を多数展開いたします。
(写真左から)「ちゃわん最中」、「TOUSEKI」、「ちわたや茶バター」
「武雄温泉駅観光案内所」は、入口の暖簾をくぐると、江戸時代中期、領主・武雄鍋島氏の専用風呂として造られた総大理石の見事な風呂「武雄温泉 殿様湯」の市松模様を継承したデザインの内装に、風呂桶などを活用して商品を並べるなど、温泉の街である武雄市の窓口として、観光客の皆様をお迎えいたします。
所内では、武雄市にまつわる物産品を展開するほか、観光案内カウンターをはじめ、レンタサイクルや、手荷物預かりなど、観光案内所としての機能を備え、外国人観光客向けに案内板などには英語や韓国語、繁体語など多言語での表記を行っています。
また、隣接する在来線待合スペース中央のビッグテーブルには「武雄焼」の作品を展示するなど、ギャラリーとして、観光客の皆様にも、市民の皆様にもお楽しみいただけます。
武雄市観光協会、CCCは、両施設を通じて武雄市を訪れる観光客の皆様および、市民の皆様の交流する場の創出を目指してまいります。
【武雄 旅 書店 概要】
所在地:佐賀県武雄市武雄町大字昭和13番地21
電話番号:0954-22-2542
営業時間:8:00-21:00
延床面積:169㎡
【武雄温泉駅観光案内所 概要】
所在地:佐賀県武雄市武雄町大字富岡294番地
電話番号:0954-22-2542
営業時間:8:30-18:00
延床面積:305㎡