中国・西安市の観光説明会が1日、東京のホテルメトロポリタンで行われた。西安市の徐明非副市長があいさつし、同市の兵馬俑やシルクロードの関連遺産に代表される歴史の魅力と、近代都市としての魅力の両面をアピールした。
徐副市長は「西安は悠久の歴史を持つ古都。歴代13の王朝が1100年以上、ここに都を置いた。市内に文化遺産は3200余り。鑑真、弘法大師、阿倍仲麻呂と、日本との交流も盛んに行われてきた」と指摘。
一方、「西安は北京、上海に次ぐ国際都市の建設を目指している。中国の地図の中心にあり、航空取り扱いは全国7位。460以上の科学研究機関があるハイテク都市だ」と、歴史に加え、近代的要素も併せ持つ同市の魅力を述べた。
中国側からは、中国駐東京観光代表処の王偉首席代表も同市の魅力をアピール。
日本からは、日本旅行業協会(JATA)海外旅行推進部の千葉信一副部長、日本政府観光局(JNTO)の山崎道徳理事が日中の交流促進を呼び掛けるあいさつをした。
西安市の徐副市長