歴史資源を利用したまちづくりに補助金 観光庁が公募開始


 観光庁は3月1日、「訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助金(歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業)」の公募を開始した。長期滞在者やリピーター、高付加価値旅行者の誘客などをはかり「稼げる地域・稼げる産業」をめざすためのもの。

 観光庁では城や社寺、古民家など歴史的資源の高付加価値化を促進し、地方における旅行の目的となりうる宿泊施設の整備や、歴史的な観光まちづくりの推進に取り組んでいるところ。今回「地域の賑わいを創る中心的な伝統的建造物」「歴史的な町並みの調和が保たれた美しい景観」づくりに利用できる補助金を設定した。

 対象となるのはDMO、地方公共団体、民間事業者、または3者を中心に構成される地域協議会。補助率は「歴史的資源の宿泊等環境整備に対する支援・歴史的資源を活用した滞在拠点の高付加価値化支援」が2分の1で最大2,000万円まで、「地域の賑わいを創る歴史的建造物の改修・再建築・周辺環境の整備に対する支援」が3分の1で上限5,000万円まで。応募書類をメールで提出して応募する。応募受付は4月24日17時までで、5月中頃に結果を通知する予定。

 応募要領などは観光庁のホームページに掲載されている。

 
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