沖縄県ホテル旅館生活衛生同業組合(宮里一郎理事長=沖縄ホテル)は3日から、観光客減少対策のキャンペーンを始めた。県民を対象にホテル利用割引券をプレゼントするほか、券を割引で販売。定額給付金の支給開始時から、ホテル宿泊客にみやげ品を贈るキャンペーンも行う。
「県民ホテル利用促進キャンペーン」として、キャンペーン応募者の中から抽選で100人にホテル利用5千円割引券、200人に同2千円割引券をそれぞれ贈呈。1月20〜31日の応募期間中に応募した県民は1609人に達し、2月3日に行った抽選会で当選者を決定した。
また「県民ホテル利用割引キャンペーン」として、県民にホテル利用割引券を15%引きで販売する。5千円割引券を3千枚販売の予定。
さらに「定額給付金で沖縄へ行こうキャンペーン」を行う。実施機関は定額給付金の支給開始時から7月中旬までを予定。組合員の旅館・ホテルに宿泊した先着1万人に県産のみやげ品を贈る。みやげ品の選定は3月の定例理事会で行う。
1月30日には宮里理事長らが内閣府の佐藤勉沖縄担当大臣、小渕優子少子化担当大臣を訪ね、キャンペーンの実施をアピールした。