沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は12日、東京都豊島区の十文字学園・十文字高等学校で沖縄学習会を開催し、教職員と2学年生徒が参加した。沖縄県から派遣されたアドバイザーの高山厚子氏による講話に加え、三線演奏が披露された。
2021年度の沖縄県観光功労者に選ばれた高山氏は米軍撮影で、実際の沖縄戦の様子が収録されているDVDなども用いて沖縄戦を中心に講話。生徒は、どのようにして沖縄で地上戦が行われ、また、住民はどのようなことを経験したのかを学んだ。高山氏は併せて、観光スポットや食などの県の魅力も紹介。生徒を巻き込んでのカチャーシも行い、大いに盛り上がった。
県とOCVBは、沖縄修学旅行実施校に対して、沖縄修学旅行の継続実施につなげることを目的に、修学旅行の事前・事後の学習活動に必要な知識、ノウハウを有する人材を派遣し支援する「アドバイザー派遣事業」を提供している。今回の十文字高校へのアドバイザー派遣もこの事業の一環として行った。
この事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、沖縄修学旅行を中止した学校や、沖縄から他方面へ行き先を変更した学校も派遣対象としている。
十文字高校も例年、沖縄修学旅行を実施している。今年度はやむを得ずに他方面への修学旅行を行うことが決定しているが、平和について学び、生徒の視野を広げる機会として、沖縄についての学習を継続している。
生徒も一緒になってカチャーシを踊った