ムスリム(イスラム教徒)誘客を強化するため、京都市と京都文化交流コンベンションビューローは12月26日、ムスリム観光客向け専用ホームページ(HP)を開設した。英語とアラビア語、トルコ語、マレーシア語の4カ国語で表記しており、市によると、4カ国語によるムスリム向け専用HP開設は国内自治体では初めてという。
掲載内容は、日本における礼拝方法の明示のほか、ムスリム対応レストランの情報やムスリム受け入れに積極的なホテルの情報など。
レストラン情報では、京都でのハラル(ハラール)認証を行っている京都ハラール協議会から、ムスリムが食事することができる各種認証を得ている和食やインド、トルコ料理店など10店舗を紹介している。
ホテル情報では、ムスリム対応可能レストランを併設したり、モスクなどの情報や礼拝方向を調べるコンパスなどを貸し出したりしているホテル9館を紹介している。