エイチ・アイ・エス(HIS)は13日、ロボットと最新設備を導入し、生産性の向上を目指すホテル「変なホテル東京 浅草橋」を開業した。変なホテルとして東京4拠点目、全国では7拠点目のホテルとなる。クラウドファンディングサービスで作られたアイデア商品の体験や布団の温度を一定に保つ機械のある部屋などを用意する。
変なホテル東京 浅草橋は、JR線、都営浅草線「浅草橋駅」から徒歩2分という駅近で、浅草や秋葉原エリアなど観光地にも近く、国内旅行者だけでなく訪日外国人旅行者の利用も見込む。
変なホテルの初の取り組みとして、日本最大級のクラウドファンディングサービスのマクアケ(東京都渋谷区)と連携したコラボレーションルームを展開。4階フロア全室内において、マクアケが提供するIоT商品や便利グッズを体験、購入できる。
ロビーでは、国内ホテル初となる無料で使える手荷物預かりシステム「バゲッジポート」を12台設置。専用カードをかざすだけで簡単に施錠ができ、スーツケースなど大きな荷物にも対応する。ホテルスタッフに声掛けすることなく、簡単な操作で荷物を預けることを可能にした。
客室内の一部には、レイコップ社開発の布団コンディショナー「Futocon(フトコン)」を導入。睡眠時の「快眠温度33度±1度」を起床まで一定に保ち、快眠を実現する。
また、フロントでは人型ロボットが客を迎え、ロビー設置の水槽には小型魚ロボットが遊泳する。
客室数は全145室。客室の約65%をツイン、トリプルルームの設定としている。シングルルーム12室(1万円から)、ダブルルーム42室(1万1千円から)、ツインルーム70室(1万4千円から)、トリプルルーム21室(1万6千円から〈ユニバーサルルーム1室含む〉)。詳しくは、http://www.hennahotel.com/asakusabashi/。
変なホテル東京 浅草橋
無料で使える手荷物預かりシステム「バゲッジポート」