静岡県浜松市や湖西市、その周辺地域の魅力をPRする観光キャラバン隊がこのほど、東京都台東区の観光経済新聞社を訪れ、国土交通省が昨年5月に創設したガーデンツーリズム第1号として登録される「アメイジングガーデン・浜名湖」での春の花めぐり観光を紹介した。3月からは「浜名湖ガーデンツーリズム共通入場券」を販売。毎年100万人の来場者がある「浜名湖花フェスタ」と併せた周遊観光を提案している。
アメイジングガーデン・浜名湖は、(1)はままつフラワーパーク(浜松市)(2)浜名湖ガーデンパーク(同)(3)龍潭寺(同)(4)浜松城公園・松韻亭(同)(5)小國神社(森町)(6)可睡ゆりの園(袋井市)(7)加茂荘花鳥園(掛川市)―の7施設で構成。
浜名湖ガーデンツーリズム共通入場券は、2日間で(1)(3)(4)(6)(7)の有料5施設のうち、3施設を選択し入場できる。販売価格は1980円(税込み)。9月30日まで利用可能だ。
浜名湖花フェスタは浜名湖花博の継承事業で行われている誘客キャンペーン。3月20日~6月14日の期間中に浜松・浜名湖エリアの15施設で梅、桜、フルーツアーモンド、チューリップ、ツツジ、ネモフィラ、桃、フジ、サツキ、バラ、アジサイ、花菖蒲などが楽しめる。
今年は、メイン会場であるはままつフラワーパークが開園50周年を迎え、会場では大噴水ショーのリニューアルやスロープカーを新設している。
このほか、浜名湖花フェスタに合わせた周遊企画として、「浜名湖花めぐり朱印帳」(1冊1600円税込み)を販売。17カ所に設置された25絵柄のスタンプを押印できる。
地域をPRする海の湖HAMANAジェンヌの磯部はるかさんは、「浜名湖ガーデンツーリズム共通入場券は最大3600円の入場券が1620円も得に買える。中でも花めぐり朱印帳はイチ押し。どの絵柄もかわいくてSNS映えするし、旅の思い出にもなる」とアピールした。浜名湖花フェスタは200万人、浜名湖ガーデンツーリズム共通入場券は5千枚の販売を目標に掲げている。
詳しくは浜松・浜名湖ツーリズムビューロー、TEL053(458)0011まで。
浜松・浜名湖エリアでの花めぐりをPRする磯部さん(左)ら