観光庁は8月22日、「海外教育旅行プログラム付加価値向上支援事業」の二次公募を開始した。海外教育旅行のすそ野拡大をめざす「海外教育旅行の付加価値向上支援事業」の実施にあたり、旅行会社からの教育的な付加価値の高い海外教育旅行プログラムの企画案を募集するもの。国がプログラム開発に関する経費を支援する。
プログラムは3か月未満の旅行で、自然・文化・歴史・産業等の本質を味わいながら、海外教育旅行への参加率の増加、国内から海外へ方面検討に資する高付加価値な体験等のコンテンツが含まれていることが条件。事前・事後学習向けの要素を取り入れる必要もある。さらに協業する学校・地方公共団体で過去に実施したことがない方面で、新規に開発する日本発着プログラムであり、参加生徒や引率教員の安全を担保する内容であること、継続して実施できることも条件としてあげた。
観光庁と有識者等により構成される選定委員会で審査を行い、優れたものを選定する。補助対象は現地視察を含む開発費で、上限は1事業あたり税込み100万円とした。10件程度を選定する予定で、三次公募の予定は現時点ではない。
会員向け記事です。