
日本政策金融公庫はこのほど、消費者の食の志向に関する調査を行った。「経済性志向」が2008年の調査開始以来最高を記録。選んだ理由は「物価上昇」が最も多く、半数以上が上げた。
調査は今年1月、全国の20代から70代の男女2千人にインターネットで行った。
食に関する志向を二つ回答してもらったところ、食費を節約したいという「経済性志向」が45.6%と最も多かった。
経済性志向は23年7月調査以降、40%を超す高水準を記録している。今回は前回調査(昨年7月、44.2%)に引き続き、調査開始後の最高を記録した。
2位は健康に配慮したいという「健康志向」で、44.0%が上げた。前回調査(43.2%)から上昇も、前々回(昨年1月、45.7%)は下回った。
3位は料理や後片付けの手間・時間を省きたいという「簡便化志向」で、40.3%。1位の経済性志向と同様、前回(35.5%)、前々回(38.2%)を上回った。
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