連携協定書に著名した山口学長（左）と梅澤村長
淑徳大学（山口光治学長）は6日、群馬県片品村（梅澤志洋村長）と「観光むらづくりに関する連携協定」を締結した。同校の埼玉キャンパス（埼玉県三芳町）で締結式が開かれた。
締結式で山口学長は、「片品村と連携協定を結ぶことで、本学の教育目的にある人間開発、社会開発、とりわけ観光むらづくりに貢献する人材の育成を共同で取り組む。片品村をフィールドとして学生は学びの機会を持てるとともに、若い感覚で観光に関するアイデアを提案し、地域の活性化に貢献していくことも期待している」と語った。
片品村は尾瀬国立公園の麓にあり、夏の尾瀬のハイキング、冬のウインタースポーツなどの観光客でにぎわう。観光業、農業を基幹産業とするが、人口減少、少子高齢化、観光客数の減少といった課題に直面し、「住んでよし、働いてよし、訪れてよし」の魅力ある村づくりを目指している。
梅澤村長は、「連携協定により淑徳大学との相互交流の過程で学生による若い世代の客観的な視点、そして先生方の高度な識見が加わることにより、本村が今まで以上に魅力的な価値ある場所へ生まれ変わると期待している。淑徳大学と人間開発、社会開発に貢献する人材の育成といった学生の教育を連携して進めていきたい」と述べた。
連携協定書に著名した山口学長（左）と梅澤村長
