渋谷ストリームエクセルホテル東急(東京都渋谷区)は、プラスチック廃棄物の削減を目的として、国産の間伐材を使ったエコボトル「森のマイボトル」=写真=を2月24日から全室に順次導入している。
同館はこれまでプラスチック廃棄物削減のために、プラスチック製ストローの廃止と紙ストローの採用、ムギの廃棄物からなるバイオマスを使用したアメニティの採用などの取り組みを行ってきた。今回各客室へ水を持ち運ぶための容器として森のマイボトルの導入を決定。和歌山県産のヒノキの間伐材をプラスチックに混ぜ込んだ素材を使用した同ボトルは、容器全体の28%が間伐材由来の原料となっている。「木材由来の自然な質感や香りが楽しめる」と同館。各フロアへのウォーターサーバー設置によるペットボトルごみ削減なども併せ、運営母体の東急ホテルズ(同)が制定しているサステイナブル方針「地球にやさしいホテル・まちにやさしいホテル・ひとにやさしいホテル」に沿った取り組みをさらに推進していく。