滋賀県大津市の石山寺は、源氏物語が記録の上で確認されてから今年で1千年になる「源氏物語千年紀」を記念し、紅葉のライトアップと夜間特別拝観を今回初めて開催する。同寺は、紫式部が「源氏物語」の着想を得たとされている場所。期間は11月15日から12月7日まで。
石山寺の紅葉は、一般で見られる紅葉と比べ、葉の大きさがひと回り小さいのが特徴で、ライトアップでは昼間とは違った幻想的な景色が楽しめる。
「源氏物語千年紀in湖都大津」のメーンイベントで、同寺で開催中の「源氏夢回廊」では、世尊院と密蔵院の庭園もライトアップして、源氏物語の幽玄な世界を演出する。紅葉の見ごろは、11月中旬から下旬。
時間は午後6時から午後9時まで(入山は午後8時30分まで)。料金は、大人・中高生1千円、小学生500円(入山料、源氏夢回廊入場料含む)。
問い合わせは、石山観光協会(TEL077・537・1105)。