瀬戸内・松山ツーリズム推進会議は10月17日、大阪市のホテルグランヴィア大阪で「瀬戸内・松山ツーリズム推進会議 観光商品説明会for2023」を開催した。
推進会議の清水一之会長代理は「商品説明会は今年で10回目、リアルでは3年ぶりに開催。瀬戸内をテーマにした観光ルート『瀬戸内松山』の定着に全力で取り組む」とあいさつした。
広島市はサイクリングガイドツアーやレストラン路面電車「トランルージュ」、広島市中心部を一望できる「おりづるタワー」を紹介。廿日市市は宮島水族館のSDGsプログラムや重要伝統的建造物群保存地区の宮島の町並み、大鳥居の改修が完了することをPR。
呉市は戦艦大和の主砲を削り出した大型旋盤の輸送、設置がクラウドファンディングで実現し、大和ミュージアムの新たな展示になることや呉港発着のクルージングガイドツアーを紹介。瀬戸内海汽船はクルーズフェリー「シーパセオ」や「旭洋丸」、観光型クルーザー「SEA SPICA」をPR。JR四国は観光列車「伊予灘ものがたり」などを紹介した。
松山市は野志克仁市長=写真=が熱のこもったプレゼンテーションを行った。画家の大竹伸朗さんや写真家で映画監督の蜷川実花さんが参加する「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」や俳句が楽しめる旅行商品「句会ライブ」を紹介。また「まつやまに泊まろうキャンペーン」を12月から来年2月末まで実施。
旅行会社が販売する松山市内の宿泊を伴う旅行商品が対象で、対象エリアは全国。旅行代金を最大1人5千円割り引き。全国旅行支援との併用も可。11月中旬に専用ホームページで案内受け付けを開始する。