熊本県と熊本県観光連盟は4月24日、県民一体となって熊本を売り出す新しい観光ポスター12種類を公表した。今後、県内の中心街や観光地などで掲示し、熊本の温かい人情や情景をPRしていく。併せて、誘客に県民の力を活用する「県民総力観光宣伝活動 熊本よか旅応援団」をスタートすると発表した。
今年1月、熊本城、阿蘇、八千代座、天草五橋、通潤橋をテーマにした5連貼り用のポスター5種を制作し、全国のJR主要駅1460カ所に掲示したところ、県内外の観光客から好評だった。これら5種に加え、7種(三角西港、万田坑、鞠智城、菊池渓谷、五家荘、うたせ船、球磨川)のポスターを新たに制作した。
ポスター全体のコンセプトは「温かい人情・いつもの情景がある くまもと」。メーンコピーは、「ALWAYS くまもと旅ノート」。自然や歴史的遺産、文化などを背景に、そこに暮らす人たちの優しさ、温かさ、気質など、日常の熊本、飾らない熊本を表現した。
「熊本よか旅応援団」は、県内の企業や商店に観光応援団になってもらい、12種類のポスターと名刺の台紙を配布、誘客活動を支援してもらう。5月中旬から希望者にポスターなどを配布する。
問い合わせは、熊本県観光物産総室(TEL096・333・2335)まで。