八芳園(東京都港区)は8月23日、熊本市とともに同市の魅力を発信する交流イベント「Fun Fun熊本祭 2023」を開催した。当日は約250人が参加し、熊本の食や酒、現地で行われている祭りなどを堪能した。
同イベントは、両者が今年5月から行っている魅力発信事業「熊本市×八芳園地域活性化プロジェクト」の一環として開催された。同事業は、年間を通して熊本の魅力を都内から発信するもので、5月にはポップアップ型ショールーム「MuSuBu」で「スイカの名産地 熊本春スイカフェア」を催し、好評を博していた。
今回のFun Fun熊本祭 2023では、八芳園のシェフが熊本の食材を使用して作った屋台料理を参加者に提供。熊本の名酒を提供するバー、射的やヨーヨーなどの縁日コーナーが祭りの雰囲気をより一層盛り上げた。
会場内では熊本市で話題となっている施設やトピックを紹介。今年3月に新装開業した「阿蘇くまもと空港」、熊本城と一体性を感じられる「くまもと街なか広場」、10、11月に開催予定の「くまもと花博」などを来場者にアピールした。
熊本市東京事務所の永田賢正所長は、「熊本地震から7年がたち、復興中の熊本城を含め現在の姿を知ってもらい、地元の食を味わってもらい、熊本をもっと好きになってほしい」と呼び掛けた。
会場内の熊本に関するさまざまな出展が来場者を熊本へと誘う
サンバおてもやんでフィナーレを迎えた