帝国データバンクによると、ビジネスホテル運営のたけの旅館(熊本市西区)は、7月14日に熊本地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。
同社は2005年(平成17年)3月に設立。ビジネスホテルの運営を行っていたが、16年4月の熊本地震で被災した。
その後ホテルの修繕を行い、19年11月に新装開業したものの、20年2月以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で集客が大幅に悪化。返済の据え置き措置も取られたようだが徐々に資金繰りがひっ迫し、21年9月ごろには事業を停止していた。負債は約4800万円。