
熊本県天草広域本部のキャラバン=写真=が6日、大阪市北区の観光経済新聞社西日本支局を訪問した。6月30日に世界文化遺産登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である「天草の﨑津集落」をPRした。
天草の﨑津集落は、熊本県天草市河浦町に位置し、禁教期において他の宗教と共生を図りながら漁村特有の信仰形態でひそかにキリスト教信仰を続けた。﨑津教会や﨑津諏訪神社、水方屋敷跡などのスポットが残る。
新たに作られた観光パンフレット「天草絶景STORY The Best View in the Amakusa」(VISITあまくさプロジェクト実行委員会発行)は、天草の絶景を掲載した写真集のようなパンフレット。撮影のポイントやカメラ設定、お薦めの時期、時間帯なども記載されている。
女性向けのパンフレットでは「天草・宇土半島スイーツ島の山ガール」(天草・宇土半島地域広域連携事業実行委員会発行)、「ひとと、うつわと、たべものと。」(熊本県天草広域本部発行)、男性向けに「天草・宇土半島ワイルド島と男メシ」(天草・宇土半島地域広域連携事業実行委員会発行)がある。
地元ではさまざまな受け入れ整備を実施。五島産業汽船は長崎―天草(﨑津)を結ぶ航路を7月6日から11月25日の期間中の金・土・日曜に運航。午前10時10分長崎港発、同11時50分天草(﨑津)着。午後2時天草(﨑津)発、同3時40分長崎港着。運賃は往復大人1万円、小人5千円。
天草宝島案内人の会は定時ガイドを6月16日から9月30日の期間中の土・日曜、祝日に実施。出発時間は午前10時と午後2時。料金は1人500円。所要時間は60分。