熊本電気鉄道が2月3日から鉄道線で実施するダイヤ改正は、人手不足に伴う現行ダイヤの維持が困難になったことが理由だった。路線バスの運転士不足で一時的に減便するバス会社はあるが、鉄道運転士の不足を理由に〝減便〟するケースは各地の地域鉄道でも広がりつつある。
採用数を上回る離職者
熊本電鉄によると、鉄道運転士の数は3年ほど前から定数を下回っており、不足分についてはその都度採用活動を行ってきた。しかし、新規採用した運転士を上回る離職者が発生。昨年12月、新たな運転士からの退職申し出があったことで現行ダイヤの維持が難しくなった。【記事提供:交通新聞】
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