物産展に行く動機はやっぱり「食べ物」 JTB調査で判明


 JTBは12月27日、物産館(物産展)やアンテナショップに関するアンケート調査の結果を発表した。どういう物があったら行きたいかの問いでは「その場で食べられる物(レストラン併設など)」の回答が37%と最も多く、「現地でしか手に入らない食べ物」が21%で続く。食べ物の魅力が動機として強かった。

 「伝統工芸などその土地ならではの物(食べ物以外)」が19%で3番目。現地でしか手に入らない食べ物の回答と合わせて、「その土地にしかないという希少価値を重視する傾向が強い」とJTB。

 どんな時に行くかを聞くと、「たまたま現場を通った時」が43%でトップ。次いで「特定のほしい物がある時」(22%)、「テレビや雑誌で紹介されて興味を持った時」(14%)となっていて、近くでやっていれば立ち寄る意向が高い一方、意思を持って行く人も多い。

 「一番好きな(あれば行ってみたい)物産展ランキング」は、国内が(1)北海道(2)沖縄(3)京都(4)鹿児島(5)岩手──の順。海外ベスト5は(1)イタリア(2)フランス(3)ハワイ(4)米国(ハワイ以外)(5)韓国──となっている。

 
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