経済産業省がこのほど公表した特定サービス産業動態統計調査の今年4月分(速報)によると、対個人サービス業の趣味・娯楽関連7業種の売上高は、遊園地・テーマパークなど2業種が前年同月比増加、5業種が同減少した。
遊園地・テーマパークの4月の売上高は318億7700万円で、前年同月比2.8%増加した。増加は7カ月ぶり。
内訳をみると、入場料金・施設利用料金収入が1.0%減少したものの、食堂・売店売上高が6.8%増加した。
入場者数は同3.3%増加。一般が2.0%増加、団体が15.8%の大幅増となった。
入場者ひとり当たりの売上高は同0.5%減少した。
このほか映画館は96億9900万円で、同7.0%増加。2カ月ぶりに増加した。入場者数が1.7%減少したが、1スクリーン当たりの売上高と入場者数が10.0%、1.1%、それぞれ増加した。
ほかの5業種は前年同月比減少した。最も落ち込みが激しかったのは劇場・興行場・興行団で、同14.2%減少した。
ゴルフ場は4.9%、ゴルフ練習場は5.4%のそれぞれ減少。ともに3カ月連続で減少した。
パチンコホールは同5.4%減で、9カ月連続の減少。ボウリング場は同2.0%減で、31カ月連続の減少。ともに低迷が続いている。