特定技能外国人 受験機会が拡大 


宿泊分野、随時型試験のCBT導入

 外国人就労の在留資格「特定技能」について宿泊分野の評価試験を実施している宿泊業技能試験センター(理事長=西海正博全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会会長代行)は2024年から、コンピューターを活用した試験方式「CBT(コンピューター・ベースド・テスティング)」を開始した。国内外でのCBTに実績があるプロメトリック社に試験運営を委託。受験者が日時や会場を選択できる随時型試験のため、受験機会が拡大。宿泊分野は、他の産業分野に比べて特定技能外国人の採用が進んでいないが、受験者数、合格者数の増加による採用の拡大が期待される。

 宿泊業技能試験センターは、18年9月に全旅連、日本旅館協会、日本ホテル協会、全日本シティホテル連盟(現・全日本ホテル連盟)が共同で設立した。特定技能の評価試験と、技能実習法に基づく外国人技能実習の評価試験に関する業務を担っている。

宿泊業技能試験センターの総会(10日、全旅連会議室で)

 

 宿泊業技能試験センターは、19年4月以降、国内外で試験を実施している。19年度の受験者数は1852人(合格者数1140人)、20年度が3137人(同1320人)、21年度が1890人(同957人)、22年度が1936人(同985人)、23年度が2453人(同1300人)。

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