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ヒートポンプ本体
ニーズに合わせて提案、サポート
アラキエンジニアリング(東京都大田区)は、1990年に設立。以来、水ろ過装置を中心に、天然石浴槽、岩盤浴、水中照明、足湯や陶器風呂など豊富なラインアップを取りそろえ、日本発祥の風呂文化を支え続けている。
同社の最大の特徴は、自社で製造、販売から取り付け作業と同時に、管理、維持、メンテナンスといったアフターサービスを一貫して展開している点が挙げられる。宿泊施設を皮切りに、別荘地や一般家庭など関東近郊を中心に、事業を展開する。
「お風呂のことなら、気軽にお問い合わせをいただければ」と社長の荒木祐之氏。
旅館・ホテルでは、昨今の物価の上昇に伴い、水道光熱費といったエネルギー問題に悩んでいる施設が数多く存在する。
このような背景から、同社では独自開発のハイブリッド浴槽保温システムの活用を呼び掛けている。
2017年10月に特許を取得したこのシステムは、「従来のボイラーやガス熱源に加えて、ヒートポンプの空気熱で浴槽を保温する仕組み」と荒木氏。
大浴場では、長時間入浴可能な温度の維持が求められていることから、一般家庭の数十倍もの燃料費の負担がかかり、現場の足かせになっている。
しかし、同社のハイブリッド浴槽保温システムは、常設されている風呂循環保温システムおよび、ろ過装置に簡単に組み込むことが可能という。
さらに、「従来の2分の1から3分の1の燃料費で済み、ランニングコストを大幅に削減する。施設の経営改善に活用を検討してほしい」と話す。
同社では今後も、ニーズに合わせた提案、サポートを行い、業界の発展に取り組む。
ヒートポンプ本体
アラキエンジニアリング
【本社】東京都大田区鵜の木2の26の7
【工場】栃木県那須塩原市野間615
【創立】1990年4月2日
【事業内容】水ろ過機製造・浴槽フレーム製造・販売・取り付け工事・アフターサービス
【資本金】1000万円