全国の地方自治体・団体の「恋」「恋愛」をテーマにした地域活性化の取り組みを表彰する「恋人の聖地 地域活性化大賞」の授賞式がこのほど、東京都内で開かれた。環境大臣賞は長野県白馬村、観光庁長官賞は大阪府泉南市、JTB賞は宮城県松島町、地域活性化大賞は大阪府泉佐野市がそれぞれ受賞した。
主催は恋人の聖地観光協会・NPO法人地域活性化支援センター。3回目となる今回は、エコツーリズムの推進とともに、SDGs(持続可能な開発目標)に即したサステナブルツーリズムへの取り組みがテーマで、全国36の自治体・団体から応募があり、審査員賞を含め12件が受賞した。
環境大臣賞に選ばれた白馬村のプロジェクト名は「オールシーズンサステナブルリゾート白馬村」(申請者は白馬村・五竜)で、インバウンドの誘客や少子化対策、SDGsな暮らしをしている人々を紹介する動画、冊子制作による発信などが評価された。同県では須坂市の「須坂まるごと恋人の聖地プロジェクト」が審査員特別賞を受賞している。
審査員特別賞は、三重県志摩市の「オノコロハートアイランド~日本最古の恋人島・わたかのじま~」(渡鹿野旅館組合)にも贈られた。
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