環境省と日本エコツーリズム協会は7月26日、エコツーリズムに取り組む事業者、団体、自治体などを対象とした第20回エコツーリズム大賞の募集を開始した。優れた取組の団体や個人を表彰し広く紹介するもので、全国のエコツーリズムに関連する活動の質的・量的向上と情報交換等による関係者の連帯感の醸成をはかる目的で、2005年から毎年実施しているもの。これまでに175件が受賞している。
ツアー事業者、宿泊事業者、交通事業者、コンサルタント、協議会、教育機関、学生団体、地方公共団体などの取り組みが対象で、自薦、他薦は問わない。
対象となる取り組みは、(1)地域の自然環境や歴史文化を保全しつつ、それらを体験する「エコツーリズム」に関連する環境保全活動を取り入れた取組やさまざまな自然体験の取組(2)環境保全、地域活性化、自然体験提供等の優れた活動の2種類。応募の中から大賞を1件、優秀賞・特別賞・パートナーシップ賞をそれぞれ数件決定する。
応募の締め切りは9月30日で、応募用紙に所定の事項を記入し、パンフレット、写真などの参考資料を添付してメールまたは郵送で事務局に提出する。詳細は「エコツーリズム大賞」のホームページに掲載されている。