厚生労働省と全国生活衛生同業組合中央会は10月26日、東京のホテルニューオータニで平成22年度生活衛生功労者表彰式を開いた。旅館・ホテル、飲食、理容など生活衛生16業種で、それぞれの業界の発展に貢献した人を表彰するもので、今年度は厚生労働大臣表彰で160人、全国生活衛生同業組合中央会理事長表彰で196人が受賞。このうち旅館・ホテルは大臣表彰、中央会理事長表彰ともに15人、計30人が受賞した。
大臣表彰では藤村修副大臣の祝辞を外山千也健康局長が代読。「皆さまは生活衛生業種の衛生水準の向上、経営改善を通じて業界の発展に貢献された。本日の受賞は普段からの並々ならぬご努力の賜物で、心から敬意を表する」と述べた。
受賞者代表からは「本日図らずもご厚情あふれる栄誉を賜り、身に余る光栄。きょうの感激で心新たに、今後一層生衛業の発展向上に努める」と述べた。
中央会理事長表彰では、同会の濱田康喜理事長が祝辞を述べ、受賞者総代で宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合の佐藤勘三郎理事長が表彰状を受けた。
旅館・ホテルの受賞者は次の通り(敬称略)。
【厚生労働大臣表彰】
大西填夫(北海道組合常務理事、ホテルグランドトーヤ)▽佐藤信幸(山形県組合理事長、日本の宿古窯)▽千木良芳明(群馬県組合副理事長、ちぎらホテル)▽平野勝之(千葉県組合理事長、ホテル喜楽館)▽工藤哲夫(東京都組合副理事長、ホテルかずさや)▽小田島史郎(岐阜県組合理事、住吉屋)▽溝口直樹(静岡県組合副理事長、ホテル明治屋)▽渡邉幸一(愛知県組合副理事長、海栄館鯱亭)▽山崎太市(京都府組合副理事長、旅館梅渓)▽櫻井好央(奈良県組合副理事長、好生旅館)▽森浦源泰(徳島県組合理事長、剣山ホテル)▽奥村武久(愛媛県組合理事、大和屋本店)▽永野金也(高知県組合元常務理事、足摺観光ホテルビロー園)▽二日一博(大分県組合常務理事、津房館)▽森三木夫(鹿児島県組合理事、シーサイドホテル八潮)
【中央会理事長表彰】
桑畑博(岩手県組合常務理事、久慈ステーションホテル)▽佐藤勘三郎(宮城県組合理事長、ホテル佐勘)▽大倉隆(埼玉県組合常務理事、ホテルルシール)▽本山勝男(神奈川県組合理事、玉翠楼)▽野澤幸司(新潟県組合理事長、ホテル小柳)▽加藤貢(岐阜県組合元副理事長、鷹乃湯)▽神谷豊(愛知県組合理事、伊勢屋本店)▽中村智(同副理事長、活魚の美舟)▽北島龍次(同常任理事、名古屋セントラルホテル)▽針谷了(滋賀県組合副理事長、湯元舘)▽岡本厚(大阪府組合副理事長、不死王閣)▽宮川力(山口県組合理事長、西の雅常盤)▽金井淳三(香川県組合理事長、ニューグランデみまつ)▽山下常臣(愛媛県組合副理事長、ホテルとらや)▽工藤和廣(大分県組合理事、もみ志や)
記念撮影する旅館業の受賞者