秋田県・男鹿温泉郷の女将会は1月21、28日、観光客をもてなすイベント「体感!冬のナマハゲ・手作り甘酒とお汁粉のふるまい」を開いた。
国の重要無形文化財に指定されている男鹿の「ナマハゲ」は、大晦日と2月の柴灯(せど)まつりなどで見られるが、他の期間の見学への要望に応え初めて企画された。
男鹿温泉郷をナマハゲが練り歩いたほか、観光客には旅館の女将らから甘酒がふるまわれた。交流会館では太鼓と踊りも披露された。
男鹿の冬を代表する冬祭り「ナマハゲ柴灯まつり」は、男鹿市北浦の真山神社で、毎年2月の第2金・土・日曜の3日間に行われる。迫力あるナマハゲの乱舞は、見る人を魅了する観光行事となっている。