日本スキー場開発グループの岩岳リゾート(長野県白馬村)が運営する「白馬岩岳マウンテンリゾート」はこのほど、今年8月11日から16日までのお盆休み期間中の来場者について、過去最高だった昨年(来場者数約1万8200人)の記録を大きく上回る約2万3200人となり、過去最高を更新したと発表した。期間中の不安定な天候にもかかわらず来場者数は堅調に推移し、昨年同期間と比較して127%増となった。
同リゾートは、「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」を目指し、グリーンシーズンの魅力向上に向け積極的に取り組みを推進している。2017年の「岩岳マウンテンバイク(MTB)パーク」の造設、18年のテラス&カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」の開設などを皮切りに、白馬の絶景を楽しめるさまざまなコンテンツを展開。コロナ禍においても「Mountaincart(マウンテンカート)」コースの開設や、初心者でも楽しめる山頂でのマウンテンバイクの貸し出し、五感で大自然を感じられる「白馬ヒトトキノモリ」をオープン。23年秋には、超巨大ブランコ「白馬ジャイアントスウィング」を提供開始するなど、アクティビティや施設の充実化を推進した。
今夏は、「白馬ヒトトキノモリ」を舞台に、大空と涼風を受けて身体を整える参加無料(入場料別途)の「絶景手ぶらリラックスヨガ」を毎週日曜日とお盆期間(8月10日~15日)に開催。飲食カテゴリーでは、ティーラテとスコーンの専門店「CHAVATY HAKUBA」、絶景テラス&カフェ「HAKUBAMOUNTAIN HARBOR」に併設の「THE CITY BAKERY」、「Soup Stock Tokyo 白馬店」などで多様なメニューを期間限定で提供した。
このほか、夏休みイベントとして昨年人気だった「スタンプラリー」を実施するなど、子様連れのファミリー層も楽しめるコンテンツを展開。ペット連れのファミリー向けには、インスタグラムフォトコンテスト「#映えワン! グランプリ2024」も今月31日まで開催している。
この結果、不安定な天候が続いたものの来場者総数は昨年の約1万8200人を超え、127%増となる約2万3200人を記録。ペットと一緒に過ごせる観光地として認知が広がったことも影響し、ペットの来場も1110頭(昨年895頭)で124%増となった。このほか、マウンテンバイクの利用客も1149人(昨年940人)で122%増となった。
「今後もお越しいただけるお客さまに白馬の大自然の中での感動体験を提供できるよう、継続して新たな取り組みに挑戦していく」(同社)。
お盆休み期間中の来場者数(人)
さまざまなアクティビティを充実させている