阪急阪神東宝グループ会社で、コンテンツ事業や音楽事業などを手掛ける阪神コンテンツリンク(大阪市)は5月、大阪・ミナミの商業施設内にインバウンド向けのエンターテインメントショーホールをオープンする。題材は外国人に人気の相撲で、体験もできるだけに、インバウンド需要が見込める。
同社は「外国人旅行者に日本の伝統に触れる機会を提供し、観光立国の一翼を担う」と話している。1日からインバウンド向けのチケット販売を開始している。
施設の名称は「ザ・スモウホール ヒラクザ(日楽座) オオサカ」で、5月30日になんばパークス8階にオープンする。営業時間は11~23時で、18時と21時は相撲パフォーマンス(約60分)を開催。
パフォーマンスは英語による相撲の文化や歴史、ルール解説、元力士による取り組みやぶつかり稽古などもある。
また、実際に土俵に上がってもらい、四股や股割、力士に挑戦してもらうほか、記念撮影も行う。グッズショップも併設する。
料金(税込み)はオリジナル幕の内弁当と1ドリンク付きで、S席1万6千円、A席1万2500円(子供9千円)、B席9500円(同7千円)。オプションでハラール弁当やヴィーガン弁当などの要望にも対応する。