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増田理事長
兵庫県旅館ホテル生活衛生同業組合は16日、通常総会を神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区)で開いた。2018年度事業計画、収支予算を承認。増田晴信理事長(ねぎや陵楓閣)は「住宅宿泊事業法が6月15日から施行される。兵庫県は全国に誇れる、高いハードルの規制を作った」と、民泊を厳しく規制する県の条例制定に理解を示した。
来賓の多田計介・全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会会長は「民泊に明け暮れた1年。兵庫県は私たちが理想とする条例をしっかりと作った。営業日数など、何らかの形で民泊営業を制限する条例を制定した都道府県が約7割。これは全国都道府県組合の理事長、組合員の活動のおかげだ。6月15日以降、届け出をしていない施設が何らかのビジネスを行うと思うが、これは旅館業法違反。法律をしっかり守ってもらい、安心・安全を担保していかなければいけない」と述べた。
18年度の事業方針は「基本重視の組合運営」。「信頼・協調・革新・前進」を柱に事業展開する。昨年以上に組合員間のコミュニケーションを密にし、有益な情報を共有して事業のさらなる充実につなげていく。
重点課題は(1)住宅宿泊事業法への適切な対応(2)雇用問題解決への即応(3)HACCPへの適切な対応(4)各事業への活動支援―など。
増田理事長