石破茂首相は、6日の年頭記者会見の冒頭、就任以降、看板政策に掲げる「地方創生2・0」に関連して観光産業の振興に言及し、「もうかる産業にしていく」と述べた。
石破首相は「民の力を生かし、世界的にも大きな潜在力を持つ農林水産業や観光産業などのスマート化を徹底的に推し進め、もうかる産業にしていく」との考えを示した。
地方の活性化では、「交通や医療・介護などの地方の暮らしを支える生活インフラについても、官民でAI、デジタル技術などを活用し、その機能の維持・強化を図っていく」「いわゆる関係人口に着目し、都市と地方といった2地域を拠点とする活動を支援していく」とも述べた。