
優勝の喜びを分かち合う各部門の優勝者と審査員
料理・菓子部門は全国販売
ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区(東京都新宿区、ジョセフ・カイララ代表)は2月18~20日、社内料飲コンテスト「F&Bマスターズ2025」の日本・韓国・ミクロネシア地区決勝大会をヒルトン東京ベイ(千葉県浦安市)で開いた。各ホテルの予選大会を勝ち抜いた過去最多となる7ブランド30ホテルから146人が出場。料理・菓子・ソムリエ・バー・バリスタ・フォトの合計6部門でこれまで磨いてきた技を競い合った。
今回初めて、料理・菓子部門で特別賞を受賞した2作品を全国のヒルトンホテルで販売する。料理部門のテーマ「ハンバーガー」で優勝と特別賞をダブル受賞した影山拓磨さん(コンラッド東京)は、「ビーフを超えるおいしさを野菜で表現したいという思いが優勝につながった。今後はさらなる高みを目指し、チームの士気を高めることが目標」、菓子部門3位で特別賞を受賞した江口藍香さん(ヒルトン名古屋)は、「ヒルトン名古屋で人気のあるスイーツブッフェのライブ感を大切にしたプレゼンテーションを評価いただけて、とてもうれしい」と喜びを語った。
会場では、優勝者をたたえるホテルの仲間たちや、決勝進出者が審査員に技術のアドバイスを求める姿もみられた。
コンテストを終え、カイララ代表は「(本コンテストは)技を磨く場としてだけでなく、各ホテル間の連携を強化し、チームメンバーのロイヤリティを高めるとともに、お客さまにより良い料飲体験のご提供を目指すなど多面的要素を持つ。今後もより多くのチームメンバーが参加できる場にしたい」と意気込みを語った。
F&Bマスターズは料理・料飲の知識、技術と創造性を競い合うことで、優秀な人材の発掘と育成することを目的に15年から開催。ヒルトングループのホテルの全チームメンバー(総料理長、料理長、ペストリーシェフなど一部を除く従業員)が対象で、社員であれば料飲部以外の所属でも好きな部門に参加できる。各部門に精通する専門家をゲスト審査員として招き、ベスト3を決定する。
優勝の喜びを分かち合う各部門の優勝者と審査員
全国のヒルトンホテルで販売する料理部門の優勝および特別賞受賞作品