ビジネス特化型オンライン英会話学習サービスを展開するビズメイツ(東京都千代田区)は22日、インバウンド事業に取り組む法人企業を対象に、インバウンド英会話サービスの提供を本格開始した。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を再来年に控え、増加を続けるインバウンド需要を獲得しようとする動きが活発になっている。旅館・ホテルなどはもちろんだが、インバウンドニーズの多様化により、不動産、交通インフラなど幅広い業界においても英語応対需要が高まっている。
一方で、「道案内の方法」「レストランでの接客応対」「ホテル接客」など、シーン別の英語フレーズ集は世の中にあふれているが、英語フレーズ集を覚えるだけではインバウンドの細かなニーズをくみ取った対応は難しい。また、英語でのコミュニケーションが難しく、商機を逸しているケースも多い。
今回提供を本格化するサービスは、インバウンド事業に取り組む企業の実践的な英語コミュニケーションスキルの修得を支援すべく、導入検討施設それぞれの実務に応じた英会話教材を作成、提供するもの。同サービスは先行してリゾート施設販売などの不動産事業を展開する東急リゾート(東京都港区)や、東日本旅客鉄道(東京都渋谷区、JR東日本)で導入され、現在も社員への英語研修で活用されているという。
サービス提供本格化を前に21日に実施された事例紹介セミナーでは、先行導入を担当した東急リゾートの樫山宗介氏が登壇し、導入経緯や、社員の英語力向上によって受注獲得となったケースを成功事例として取り上げた。
「『今よりもっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために』をミッションに掲げ、導入企業のビジネスチャンスを支援していきたい」と同社。
この件に関する問い合わせ先は、ビズメイツ広報担当TEL03(3525)8020。
事例紹介セミナーの様子