今年で14回目を迎える「神戸ルミナリエ」の点灯式が4日、神戸市の旧外国人居留地で行われ、約20万3千人の観客でにぎわった。光の扉「フロントーネ」(高さ約23メートル、幅約21メートル)や光のアーチ「ガレリア」(高さ12〜14メートル、幅9メートル)などが一斉に点灯すると、観客からは歓声が上がった。15日まで。
同イベントは、阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂と都市の復興、再生に夢と希望を託し、95年から始まった。今年のテーマは「光のインフィニート」。インフィニートとはイタリア語で「無限」。過去と未来を輝かせる無限の光が神戸に降り注ぐ意が込められている。
旧外国人居留地界隈から東遊園地まで約20万個の電球を使用した光の彫刻も楽しむことができる。