神戸夙川学院大学(神戸市)は8月18日から22日まで「松江キャンパス夏季講座」を島根県松江市内で実施した。観光の現場に触れる研修で、1、2年生24人が参加した。
講座はカラコロ工房での和菓子づくり体験や堀川遊覧、松江城、武家屋敷の視察のほか、玉造温泉と松江しんじ湖温泉の旅館で実習を行った。協力した旅館は玉造温泉が松の湯、佳水苑皆美、白石家、玉造グランドホテル長生閣。松江しんじ湖温泉はなにわ一水、てんてん手毬。
同大は今年1月に松江観光協会と観光に関するパートナーシップ協定を締結。4月には松江市立女子高校国際文化観光科との高大連携も締結している。
学生は、松江キャンパス夏季講座でのモニターツアーや実務体験を通じ、生の観光業を学びながら、学生の視点で松江の観光地の評価を市立女子高校国際文化観光科の生徒や松江観光協会などの観光関係者を前に発表した。また、ツアープランも作成し、同大で取得できるツアークリエイター資格取得にも生かす。
10月の学園祭で成果を展示するほか、ホームページにも掲載する。
1、2年生24人が参加。旅館での実習も