北陸新幹線金沢―敦賀間の延伸開業が来年3月16日に決まったことを受け、福井県は県内のJR4駅にカウントダウンボードを設置した。駅利用者に開業をアピールするとともに、期待感を高める。
設けたのは福井駅=写真、芦原温泉駅、武生駅、敦賀駅。ボードの高さはいずれも2メートル以上で、新幹線車両のW7系が前面に配置されたインパクトのあるデザイン。前面と背景に分かれた構造で、ボードの間に入って撮影できるようにした。また、ボードの間に立つと「ファーン」とW7系の汽笛が鳴る機能も付けた。
各駅に設けたボードの背景部分には駅舎の外観や観光名所を載せた。芦原温泉駅では開湯140周年を迎えたあわら温泉と、300種類・20万本のハナショウブが咲き誇る北潟湖畔花菖蒲園を紹介している。