今春の北陸新幹線福井・敦賀開業後、初めての大型連休(GW、4月27日~5月6日)を迎えた福井県。県がまとめた期間中の県内主要観光地10カ所の入込客数は、9カ所で前年同期(4月29日~5月7日)を上回り、開業効果が県内全域に広がっていることが分かった。
観光地別にみると、新幹線の終着駅である敦賀市の赤レンガ倉庫は40.7%増となり、最も伸び率が高かった。
一方、入込客数が多かったのは西山公園で、19万人が足を運んだ。同公園は「日本の歴史公園100選」に認定されており、日本海側随一のつつじの名所として知られる。期間中、「さばえつつじまつり」が開かれたことなども集客増につながったとみられる。
一乗谷朝倉氏遺跡は、博物館オープン後初のGWとなった昨年とほぼ同等の集客があった。