福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は、「野外恐竜博物館」の今年度のツアーを今月25日から開始する。恐竜化石が発見された地層や恐竜の足跡化石を間近で見ながら化石発掘体験できる。
福井県では1989年から勝山市北谷で恐竜化石の発掘調査を行い、日本の恐竜化石の大部分を占める恐竜化石を発見している。野外恐竜博物館は、フクイサウルス、フクイラプトル、フクイティタンなど新種の恐竜化石が発見された発掘現場。
ツアーでは、恐竜博物館の研究員から、掘り出した化石の解説を直接聞くことができる。現場には恐竜博物館発の専用バスで向かう。所要時間は約2時間で、往復の移動が1時間、見学・体験が1時間。
ツアーの実施期間は11月3日まで。冬季は開催しない。料金は小・中学生は個人600円、団体500円。高校生・大学生は個人千円、団体800円。一般は個人1200円、団体千円。ホームページから予約できる。
また、恐竜博物館がある長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)に実物大の恐竜のロボットを配置した屋外型アミューズメント施設「ディノパーク」が4月24日にオープンする。恐竜のロボット24体を配置する。営業期間は4月24日〜11月中旬。入場料は個人500円、団体400円。