福井県観光連盟は3月22日、福井県観光データ分析システム「FTAS(FUKUI Tourism data Analyzing System)」(略称・エフタス)を通じて、県内の観光関連事業者などにマーケティングデータの提供を開始した。提供するデータは、福井県観光の公式サイト「ふくいドットコム」のアクセスデータ、主要観光地の人流データなど。データの提供によって観光の実態を見える化し、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに、持続可能な観光の推進につなげる。
観光DX推進の一環で、観光マーケティングデータの提供を通して、観光サービスの向上や商品開発、観光施策に生かす。観光客の満足度を高めながら、福井県ファンやリピーターを増やすとともに観光消費額の増加につなげる。
提供する「ふくいドットコム」のアクセスデータは、グーグル・アナリティクスのアクセスデータを公開するもので、どのエリアから、どのようなキーワード検索で、どのようなページが閲覧されているかを把握できる。都道府県単位での公式観光関連ホームページのアクセスデータの公開は、全国的にも珍しい。
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