尾瀬の玄関口、福島県南会津郡の檜枝岐村(ひのえまたむら、星光祥村長=写真)は12月13日、旅行業者などを招き、東京都港区の虎ノ門パストラルで観光説明会「檜枝岐新そばの夕べ」を開いた。07年8月30日に釧路湿原以来20年ぶりに国立公園に指定された「尾瀬国立公園」の魅力と新そばを使った地元の味「山人(ヤモード)料理」をPRした。
岩城光英・内閣官房副長官、渡部恒三・衆院議員ら有力政治家も応援にかけつけた。
星村長は「尾瀬には、自然、温泉、そして歌舞伎、山人料理といった文化がある。都会の人たちが山に住む人たちと触れあう居心地のよい観光の村を目指していきたい」とあいさつ。はっとう(そば餅)、つめっこ(そばすいとん)、サンショウウオの天ぷらなどの山人料理を振る舞った。