秋田県は21日から来年2月15日まで、「秋田比内地鶏フェア」を開催する。県内の宿泊施設で比内地鶏を使ったオリジナルメニューを提供、おいしさをアピールするとともに、足を運んでもらうきっかけにする。
フェアは今年度で3回目。日景温泉(大館市)、四季彩り秋田づくし湯瀬ホテル(鹿角市)、海と入り陽の宿帝水(男鹿市)、サンルーラル大潟(大潟村)、秋田温泉さとみ(秋田市)、ホテルエクセルキクスイ(にかほ市)、花心亭しらはま(仙北市)、夏瀬温泉都わすれ(同)、湯沢グランドホテル(湯沢市)、奥山旅館(同)の10施設が参加する。
例えば、湯瀬ホテルでは比内地鶏出汁「きりたんぽ鍋」、都わすれは比内地鶏のつくね焼卵黄添え・モツ煮などを提供する。中には、「50食限定、売り切れ次第終了」という料理を出す施設もある。
比内地鶏は歯ごたえがある肉質で味が濃く、濃厚な脂のうま味が感じられるのが特徴で、愛知の名古屋コーチン、鹿児島の薩摩地鶏と並び、日本三大美味鶏の一つとされる。08年には「秋田県比内地鶏ブランド認証制度」が創設され、おいしさを守っている。
都わすれの料理