秋田県は9月30日、東京・丸の内のJPタワーホール&カンファレンスで、対面による「オール秋田 旅行エージェント商談会」を開催した=写真。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、昨年はオンライン開催だった。
秋田の観光創生推進会議、県観光連盟、県観光誘致協議会の3者共催。秋田からは県内の宿泊や飲食、観光施設、土産店、交通・運輸など約40の事業者が参加。一方、旅行エージェントは約70社が出席し、名刺・情報交換した。
県観光振興課は「対面での商談会は久しぶりだったせいか、県内事業者からは有意義だったとの声が聞かれた。アンケート結果はまだまとまっていないが、会って話ができたのは良かったという反応も多くいただいた」という。
大手エージェントの担当者は「コロナで現地に足を運ぶことができず、ジレンマを抱えていた。政府の全国旅行支援も間もなく始まり、ようやく動きだす。ここでの情報を商品造成に生かしたい」と話していた。